A神道の葬儀
2日目葬場祭について
神道のお葬式=神葬祭
仏式で言います『告別式』を神道では、葬場祭(そうじょうさい)といいます。
葬場祭の順番はこんな感じです。
@修祓(しゅばつ)
A斎主1拝
B献撰(けんせん)
C葬場祭祝詞奏上
Dここで弔電の案内があります
E玉串拝礼
F撤饌(てっせん)
G斎主1拝
@からGは通夜祭と同じなので細かくは割愛させていただきます。
◆Gが終わりましたら斎主は退室致します。後に、喪主様の挨拶がありまして、柩を中央に置き最期のお別れで花を添えます。
Hその時に、発柩祭詞奏上します。
(喪主様親族ご参列が花を添えていますので、柩近くの邪魔にならない位置で奏上します。終わりましたら退室します。
次は火葬場に向かいます。
I火葬式
※修祓、大玉串で柩のお祓い
※火葬祭詞奏上、祝詞をあげています時に喪主様親族の玉串拝礼をします。
火葬式終了
葬儀場へ帰り、帰化祭
火葬、骨上げ後に一旦自宅に戻って行うのが、帰家祭です。仏式で言う『還骨回向』にあたります。帰家祭は祓い清めのお祭りです。しかし、今は葬儀場等で行いますので、帰家祭だけをされる事は少なくなっています。
また、仏式の初七日にあたりますのが、神道の十日祭です。神道の場合は、通夜祭の時に霊璽(れいじ)に御魂を移し終えていますので、火葬場から会館や自宅に戻りましたら、御魂を移し終えた霊璽に対しすぐに十日祭をします。後に火葬場でのお骨上げです。ここが仏式と違う点です。仏式の場合は、火葬場から帰りましたら、供養の為に精進上げで料理を頂き、後に火葬場でお骨上げをして帰り、初七日法要をします。
でも今は、省略化され、ご葬儀の時に式中初七日、式中十日祭という形になってきています。
いずれにしても、昔とは大分お悔やみの形が変わってきています。良い悪いは別としまして、この世に生を受け行きてきた方です。しっかりと最後のお別れをしてあげるべきだと思います。ご自分達が出来る範囲で、精一杯。
◉葬儀後のご自宅での祭り方
仏式の場合は、ご自宅に仏壇がありましたら、仏壇の前で仮の白木位牌とお骨を置き祭ります。(仏壇がなくても同じです)、神道では、祖霊舎と呼ばれていて、ご先祖様をお祭り致します。神式も仏式と同じく最低50日祭が済みますまで、祖霊舎前に仮の形で祭ります。50日祭が終わりましたら、祖霊舎内のご先祖様と同じ所に霊璽を安置します。
★神道では、一般的に玉串を奉ります、作法は二拝二拍手一拝です。この二拍手の時に50日祭が済みますまで(忍び手)といいまして、音をたてません。これは、ご葬儀から50日祭終了まで。ご注意を
以上が神道の葬儀順序です。
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